“第二の性という運命に動かされ、抗う。番になれない二人の運命は―― Ω、α、βという第二の性が発現してから数年。 性差による問題を描く社会派映画監督・黒木は、新作映画『灰の海』の役者オーディションを控えていた。 そこに現れた無名役者・白樺悠。彼との出会いで黒木は、過去を思い出す。 ――甘く香る肉体、激しく揺れ擦られる熱い行為。αの性が騒いだあの夜。何年も忘れられない、たった一晩を共にしたあのΩだ! 不意の再会は黒木と悠の時を再び動かして行く…。 第二の性に振り回される世界の中で、二人がたどり着く結末とは? “精一杯の愛”を描くオメガバースストーリー!”
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