ARTWORK【作品について】

.FiZZ 完結作品「セックスの誘い方~社会人編」の見どころ

作品を創っていくうえで難しかったところはありますか?

田滝ききき先生(以下、田滝):
【セックスの誘い方~社会人編】は下ネタが多い漫画なので、大丈夫な下ネタかそうじゃない下ネタかの判断に結構悩みました。4話の童貞合コン回は、今どき童貞をネタにするのは割とアウトかなと思ったのですが、馬鹿にしてるわけでもないし主人公も処女なのでセーフということにしました。(セーフじゃないかも)
 
▲それぞれの話に合わせてインパクトのある「帯」も見所。作品の良さが光ります。
 .FiZZの周年企画では帯をグッズにしたりと、田滝先生ならではの賞品が大人気に。

お気に入りのシーンやセリフなどを教えてください。

田滝:
3話のせっこが元彼に言う捨て台詞のあたりが、人と付き合う上で大事なことだよなぁ…と自分でも思います。でもこんなこと人からは言われたくないです。うるせーなと思います。
 

先生のこだわりのシーンがあれば教えてください。

田滝:
11話の性欲が復活する一連の流れはちょっと好きです。
池田みたいな人もいるので性欲は必ず必要ではないのですが、せっこにとっては大事な原動力なので、復活してよかったねぇと思いました。
 

キャラクターに対して思い入れのある部分を教えてください。

田滝:
せっこは2014年頃かららくがきで描き始めて、付き合いが長いので描きやすいです。表情が豊かで自分の欲望に忠実なところがいいなと思ってます。あんまりファッションを気にしてなさそうなところもいいなと思いながら描いてます。

優希もクロッキー帳やTwitterに載せるらくがきの中で生まれた付き合いの長いキャラです。L●MINEにいそうなおしゃれな人…と思いながら描いてました。せっこにツッコミを入れつつノる時はノる人です。でも意外と優希単体のエピソードが少ないので謎です。もう少し掘り下げたかったです。

男キャラを作るのが苦手なので、南後くんについては苦しみながら作りました。せっこと気が合うキャラではなく、彼女にイライラさせられて振り回されるならどんな人だろうと思いながら作りました。かわいそうな目に遭うので好きです。
 
▲画面左から南後、優希、せっこ。それぞれ個性が光るキャラクターも見所。

もし先生の中でキャラの裏設定などがあれば教えてください。

田滝:
南後くんは絶対積立NISAをやってると思います。
 

WORKS

漫画家になろうとした・漫画家を志したきっかけ

デビューの経緯を教えてください。

田滝:
子供の頃から漫画家になりたいと言いつつ、ほとんど漫画を描いていませんでした。22歳で運良く就職しましたが仕事が合わず苦痛になってきて、転職活動の気持ちでコミティアに出始めました。このイベントがきっかけで編集の方に声をかけていただくことが増えて、なんとか漫画家になれました。

漫画家をしていて楽しいと感じる、またはやりがいを感じる瞬間はどのような時でしょうか?

田滝:
「これまとまるのか…?」というアイデアをネームにすることができた時はテンションが上がります。あとは難しそうな構図がなんとか描けた時も嬉しいです。

これから漫画家を目指す人に伝えたいことやメッセージをお願いします。

田滝:
イベントに出て漫画を10話分くらい描いてみたら意外とどうにかなるかもしれません。コミケやコミティアに参加してみることも1つの方法ですね。その中でもコミティアは開催の間隔が短いので個人的にはおすすめです。直接イベントに出られる環境じゃなくても、Twitterに漫画を載せ続けたらなんとかなるので頑張ってください!

PRIVATE

FANも気になる素敵な作品を作る先生のプライベートについて

趣味や、最近はまっていること、息抜きにしていることがあれば教えてください。

田滝:
物件検索サイトで理想の家探しをして現実逃避するのが好きです。通販サイトで家具を見たり、家にあったら便利そうなものを探すのも好きです。
最近は趣味が少なすぎるなと思ってスプラトゥーンを始めたら、それ以外のことができなくなりました。

漫画を描くうえでモチベーションを上げるための「行動」や「道具」はありますか?

田滝:
「欲しいものを買うために頑張るぞー」という感じです。でかい液タブを買う目標は達成したので、次はおしゃれな収納ワゴンが欲しいです。家も欲しいです。
あとは面白い漫画を読んだ時に、テンションが上がった勢いを利用してネームやプロットを描くようにしてます。

VISION

先生の目指す今後のビジョンや思いについて

今後描いてみたい作品のテーマやジャンルはありますか?

田滝:
フリーター歴が長かったのでその頃の鬱憤を忘れないうちに、フリーターが主人公の漫画を描きたいです。

熱心な読者やファンの皆さんにメッセージをお願いします!

田滝:
ファンを公言したり人におすすめしたりしにくい漫画だと思いますが、読んでくださってありがとうございます。これからも読んでください。